2008エジプト・トルコ旅記録2(ギザの3大ピラミッドとカイロ市内見学)
Missy のエジプト・トルコ旅記録2
9月25日(水) ギザの3大ピラミッドとカイロ市内見学
今日からいよいよ旅行の本体がスタート。成田からの飛行機の中では余り寝られず、時差ぼけもあってか、頭の中がもやもやですっきりしないままの一日の始まりであった。この日の行程はこのツアーのエジプトでの最大のイベント、ギザの三大ピラミッドを訪ねることから始まった。
昨夜は深夜の到着でカイロ市内や宿泊したギザのホテルの周りを殆ど見ていないので、実質的にエジプトの風景を見るのは今朝が初めてだ。ホテルから朝早めにバスで出発。カイロから少し離れたところにあるこのギザの街は石や煉瓦造りの古い家がぎっしり建ち並び、所々に木々や草花の緑が見られる、行き交う人が多い雑然とした町という印象だ。
ギザの三大ピラミッドとスフィンクスを見る
ピラミッドはギザの町から少し離れた台地のような所にあり、あたりは砂漠地帯だ。最初に訪ねたのはピラミッドの中で最大のクフ王のピラミッド。
巨大なクフ王のピラミッド!
すでにバスの車窓にかなり遠くから見えていたが、実際に側へ行くと圧倒的な迫力。このピラミッドは建造当初146mあったが現在は頂上部分が崩壊して139mになっているそうだ。それでも想像を絶する迫力だった。一辺が230mの四角錐の形で、重さ2.5トンの石灰岩のブロックが230万個使われ、それが210段に積み重ねられているという。幾度かの地震にも倒壊することなく、その建造から約4500年以上もの長い間、エジプトのめまぐるしく移り変わる歴史を見つめていた奇跡的な存在といえよう。大変旧い時代のものにもかかわらず、ピラミッドは殆ど誤差なくその4辺が正確に東西南北を向いているそうで、当時の古代エジプト期の測量技術の高さが伺える。
またこのピラミッドは内部を見学できるようになっていて、中央の少し上がった入口から入る。入るときはカメラやビデオなどを持ち込めないということで入口付近に一団体の分をガイドの監視付きでまとめておくことになった。数十人ずつ制限付きで入るようで、しばらく待たされた後内部に入った。穴は大変狭く頭をぶつけないように腰をかがめながら進んでいかなければならず、しかも帰りのグループも同じ道を使うので互いに交わしながら前進するのはなかなか大変。 急な階段や滑りやすい上り坂もあり足場をしっかりととリながらの前進。ピラミッドの中には、大回廊があり、そこから控えの間、王の間などが見られるようになっており、大きな石棺などがあったが、特別なものは何もなかった。体験することだけに意味があるということだろう。
次には2つめのカフラー王のピラミッドを訪ねた。このピラミッドはクフ王の息子カフラー王の建造で一辺の長さが215m、高さは136mあり、クフ王のピラミッドよりやや小さめだが少し高台に造られているためか3つの中でいちばん大きく見える。ピラミッドの頂上付近に石灰岩で造られた外装が残っているので残雪をかぶっているように見えるのが特徴だ。ピラミッド内部の部屋には大きな赤色花崗岩で造られた石棺がおかれているそうだが中には入れない。なおカフラー王の像はエジプト考古学博物館に展示されているそうだ。
ラクダに乗る!
このピラミッド付近でラクダに乗せる業者が数組いて盛んに訪れる観光客を誘っていた。ガイドに確認をとってからわれらのグループもみんな次々に乗り出したので自分も一つ体験してみようかとつい乗ってしまった。ラクダは意外と背が高く、乗ってほんの少しの移動だったが、落馬(らくだ?)するのではと、少し恐怖感があった。写真を撮ってやるというので撮ってもらったが、周囲のことを考えずややおざなりな写真だ。
スフィンクス登場!
カフラー王のピラミッドの傍には巨大なスフィンクスが鎮座していた。スフインクスは頭部が人間の形をし、胴体はライオンの姿をした架空の彫像で古代エジプトの神殿などでよく見かけるもの。スフインクスは本来はそれ自身が神として祭られたもので、このカフラー王のピラミッド・コンプレックスとは別のものであるという説もある。
ここのスフィンクスはカフラー王以前の時代にギザ地域の守護神として造られたもののようで、カフラー王のピラミッドの参道が真東を向いていず、スフィンクスを迂回するように作られているのがその説の根拠のようだ。胴体は石を組み合わせたものでなく大きな岩盤から切り出して造られていて、すでにかなり風化が進んでいる。だが顔の部分にはうっすらと色が付いており、輪郭もはっきりしていて、出来た頃の風貌がどのようであったかは充分に察することが出来た。このギザのスフィンクスは長さ57m、高さ20mあり、数あるスフィンクスの中で最大のものということである。
ピラミッドめぐりの最後はメンカウラー王のピラミッドで、このピラッミドは3つの中で一番小さいく、カフラー王の息子メンカウラー王のピラミッド時代のもので、1辺が125×104m高さが約65mメートルと他の2つよりかなり小さい。財政難で父や祖父のような大規模な事業を行うだけの力がなかったためといわれている。真ん中に大きく穴があいており、13世紀頃中に誰かが入ろうとして穴を空けたが、結局は入れなかったと言われている。
カイロ市内の世界遺産
ピラミッド観光を終えて午後はカイロ市内の世界遺産ベン・エズラ・シナゴーグと シナゴーグとエル・ムアッラカ教会を訪ねた。
シナゴーグというのはユダヤ教の教会のことで、このベン・エズラ・シナゴーグは8世紀のファーティマ朝時代に聖ミカエル教会跡に建てられたという。現在の建物は1890年、エルサレムのラビ・アブラハム・ベン・エズラによって改修、増築が行われたのでこの名がついているようだ。その工事中に地下から9世紀から19世紀のものと思われる何万点にも及ぶ文書が発見され、それらは当時の社会を知る貴重な史料となっているという。
もう一つのエル・ムアッラカ教会はローマ時代にバビロン要塞のあったこの地に建てられた白亜の教会で、エジプトに古くから伝わるコプト教の教会。聖母マリアに捧げられたものといわれ、エルサレムに入るイエス・キリストを表す木彫りが残っており、また内部には90を超えるバシリカ・スタイルのイコンがあると いうことだそうだが、
ここではわれわれ一行は余り時間がとれなく、残念ながら教会の建物を見たり内部の大まかな雰囲気だけを味わった。ただ教会入口通路部分の壁に飾られていたタイルで描かれたイコン画が見事だったのでいくつか写真に撮りおさめて来た。
エジプトカイロの旅はこの日で一旦終わり、明日からはトルコへ出発。今晩は飛行機での寝不足解消のためしっかり睡眠を取って明日からのトルコの長旅に備えなければ・・・・・・・
------------------------------------
このつづきは → 9月26日(金)へ
------------------------------------
写真集を見るには
http://sigemishi.finito-web.com/EgyptTurkey/index.html
----------------------------------------------
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 夏と冬が共存する日本列島の不思議さと美しさを体験(2009.03.03)
- 08英国コッツウォルズ・ロンドン紀行(2008.06.30)
- 2008エジプト・トルコ旅記録11(地中海岸の古都アレキサンドリア)(2008.12.20)
- 2008エジプト・トルコ旅記録9(再びイスタンブール)(2008.12.05)
- 08英国旅行(7)(2008.06.06)





